77PM53|第77回 診療放射線技師国家試験 過去問
基礎医学大要泌尿器、生殖器腎・尿路の構造と機能
腎臓で血液のろ過を行うのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腎臓で血液をろ過して原尿をつくる場所は、糸球体です。
糸球体でろ過された液体は Bowman〈ボウマン〉嚢に入り、その後、尿細管で再吸収や分泌を受けます。
解説
腎臓の機能単位はネフロンです。
ネフロンは、糸球体、Bowman〈ボウマン〉嚢、尿細管から構成されます。
糸球体は毛細血管のかたまりで、血液中の水分や小分子をろ過して原尿をつくります。赤血球や大きな蛋白質は通常ろ過されにくく、血液中にとどまります。
その後、原尿は尿細管を通過します。尿細管では、水、電解質、ブドウ糖、アミノ酸などの再吸収や、不要物の分泌が行われ、最終的な尿が形成されます。
したがって、血液のろ過を行うのは糸球体です。
まず見るポイント
腎機能の流れは、糸球体でろ過 → 尿細管で再吸収・分泌 → 腎盂へ集まる → 尿管へ流れると整理します。
選択肢の確認
1.正しい。
糸球体は血液をろ過して原尿をつくる場所です。腎機能評価で重要な GFR は、糸球体濾過量を意味します。
2.誤り。
腎盂は、腎臓で作られた尿が集まる部位です。血液のろ過を行う場所ではありません。
3.誤り。
腎静脈は、腎臓から血液を下大静脈へ戻す血管です。血液のろ過を行う構造ではありません。
4.誤り。
尿管は、腎盂から膀胱へ尿を運ぶ管です。尿の通路であり、血液のろ過を行う場所ではありません。
5.誤り。
尿細管は、糸球体でろ過された原尿から必要な物質を再吸収し、不要物を分泌する場所です。血液の最初のろ過を行うのは糸球体です。
覚えるポイント
- 腎臓の機能単位はネフロンです。
- 糸球体で血液がろ過されます。
- 尿細管では再吸収と分泌が行われます。
- 腎盂は尿が集まる場所です。
- 尿管は尿を膀胱へ運ぶ通路です。