36AM76|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第36回午前・問68〜81
脂溶性ビタミンに関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
脂溶性ビタミンに関する正しい記述を選ぶ問題です。
解説
ビタミンKは、骨芽細胞がつくるオステオカルシンをγ-カルボキシ化し、カルシウムと結合できる状態にするため、骨形成に必要です。同じ反応を通じて血液凝固因子の活性化にも関与します。
ビタミンDは、まず肝臓で25位が水酸化され、次に腎臓で1α位が水酸化されて活性型となります。活性型ビタミンDは小腸でのカルシウム吸収を促進します。ビタミンEは脂質の酸化を防ぐ抗酸化ビタミンです。
選択肢の確認
1.ビタミンA は、血液凝固因子の活性化に必要である。
血液凝固因子の活性化に必要なのはビタミンAではなくビタミンKです。適当でない。
2.ビタミンD は、小腸で活性型に変換される。
適当でない。ビタミンDは肝臓で中間代謝物の25ーヒドロキシビタミンDとなり、さらに腎臓で活性型の1,25ージヒドロキシビタミンDに変換されます。小腸は主な活性化部位ではありません。
3.活性型ビタミンD は、カルシウムの小腸での吸収を抑制する。
活性型ビタミンDはカルシウムの小腸吸収を抑制ではなく促進します。適当でない。
4.ビタミンE は、過酸化脂質の生成を促進する。
ビタミンEは過酸化脂質の生成を促進ではなく抑制します。適当でない。
5.ビタミンK は、骨形成に必要である。
最も適当。ビタミンKはオステオカルシンを機能させ、骨へのカルシウムの結合に関与します。
覚えるポイント
- ビタミンKはγ-カルボキシ化を通じて血液凝固と骨形成に関与
- ビタミンDは肝臓で25位、腎臓で1α位が水酸化されて活性型になる
- ビタミンEは抗酸化作用をもつ