36PM149第36回 管理栄養士国家試験 過去問

公衆栄養学第36回午後・問137〜152

公衆栄養マネジメントに関する記述である。誤っているのはどれか。1 つ選べ。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

公衆栄養マネジメントに関する基本用語(プリシード・プロシードモデル、目的設定型アプローチ、コミュニティオーガニゼーション、パブリックコメント、社会資源)の理解を問う問題です。誤っている記述を選びます。

解説

プリシード・プロシードモデルは、ヘルスプロモーション活動の企画・実施・評価のための代表的なモデルです。このモデルの最終目標は、栄養状態や健康状態の改善そのものではなく、QOL(生活の質)の向上です。健康はQOL向上のための資源と位置づけられています。

公衆栄養活動では、行政が一方的に進めるのではなく、住民が主体的に参加することが重視されます。目的設定型アプローチやコミュニティオーガニゼーション、パブリックコメントは、いずれも住民参加を促す考え方や仕組みです。

選択肢の確認

1.プリシード・プロシードモデルの最終目標は、栄養状態の改善である。
正答。記述としては誤り。プリシード・プロシードモデルの最終目標はQOL(生活の質)の向上です。栄養状態や健康状態の改善は、QOL向上に至る途中の目標に位置づけられます。

2.目的設定型アプローチでは、目指す姿を住民参加によって検討する。
記述としては正しい。目的設定型アプローチは、専門家だけで決めるのではなく、住民が参加して「目指す姿(ありたい姿)」を検討し、そこから取り組みを考える方法です。

3.コミュニティオーガニゼーションの推進には、住民の主体的な活動が必要である。
記述としては正しい。コミュニティオーガニゼーションは、地域住民が主体となって地域の課題を解決していく組織化の過程であり、住民の主体的な活動が不可欠です。

4.パブリックコメントでは、住民の意見を公募する。
記述としては正しい。パブリックコメントは、行政が計画や施策の案を公表し、広く住民から意見を募集する制度です。

5.地域の社会資源には、町内会が含まれる。
記述としては正しい。社会資源には、保健医療機関や学校などの施設だけでなく、町内会、ボランティア団体、食生活改善推進員などの人的・組織的資源も含まれます。

覚えるポイント

  • プリシード・プロシードモデルの最終目標はQOLの向上(栄養状態・健康状態の改善はその手前の目標)。
  • 公衆栄養マネジメントでは住民参加・住民主体が基本。
  • 社会資源は施設だけでなく、町内会や住民組織などの人的資源も含む。

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