36PM138第36回 管理栄養士国家試験 過去問

公衆栄養学第36回午後・問137〜152

国民健康・栄養調査(国民栄養調査)結果の栄養素等摂取量について、年次推移を図に示した。図のa~dに該当する組合せとして、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 a b c d 図 栄養素等摂取量の推移 1 人1 日当たり平均値 1955 年を100 とした場合 図では、1955 年はいずれも100 であり、2019 年にはaが約500、bが約220、cが約100、dが約70 となっている。aとbは増加し、cはおおむね横ばい、dは減少している。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

国民健康・栄養調査の栄養素等摂取量の年次推移(1955年を100とした指数)で、動物性脂質・動物性たんぱく質・エネルギー・炭水化物のどれがa〜dに当たるかを問う図表問題です。

解説

図表で見るポイント
縦軸は1955年を100とした指数、横軸は年次であることを確認します。1955年からの伸び方(増加の大きさ)で各栄養素を見分けます。

1955年以降の食生活の変化(食の欧米化)を思い出すと判断できます。

動物性食品の摂取が大きく増えたため、動物性脂質の伸びが最も大きく、次いで動物性たんぱく質が大きく増加しています。

一方、総エネルギー摂取量はほぼ横ばいから緩やかな変化にとどまり、炭水化物(穀類中心)はむしろ減少しました。

この増加の大きい順に並べると、最も伸びたaが動物性脂質、次のbが動物性たんぱく質、ほぼ横ばいのcがエネルギー、減少したdが炭水化物となります。よって組合せは動物性脂質・動物性たんぱく質・エネルギー・炭水化物です。

選択肢の確認

1.動物性たんぱく質 動物性脂質 炭水化物 エネルギー
誤り。最も伸びたのは動物性脂質で、cとdの順も合いません。

2.動物性たんぱく質 動物性脂質 エネルギー 炭水化物
誤り。aは動物性脂質が正しく、動物性たんぱく質ではありません。

3.動物性脂質 エネルギー 動物性たんぱく質 炭水化物
誤り。bは動物性たんぱく質で、エネルギーではありません。

4.動物性脂質 動物性たんぱく質 エネルギー 炭水化物
最も適当。増加の大きい順に動物性脂質、動物性たんぱく質、ほぼ横ばいのエネルギー、減少した炭水化物と一致します。

5.動物性脂質 動物性たんぱく質 炭水化物 エネルギー
誤り。cとdが逆で、炭水化物は減少しエネルギーはほぼ横ばいです。

覚えるポイント

  • 戦後は食の欧米化で動物性脂質・動物性たんぱく質が大きく増加。
  • 総エネルギーはほぼ横ばい、炭水化物は減少。
  • 指数グラフは基準年からの伸び方で判断する。

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