37PM164第37回 管理栄養士国家試験 過去問

給食経営管理論第37回午後・問153〜170

社員証で電子決済ができるカフェテリア方式の社員食堂における、栄養・食事管理の評価に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

カフェテリア方式の社員食堂で、電子決済による販売記録などのデータを栄養・食事管理の評価にどう活用できるかを問う問題です。

解説

評価では、「何のデータから」「何が評価できるか」の対応関係が重要です。

・販売記録(電子決済データ):誰がどの料理を選んだかが分かるため、利用者集団の料理選択行動(主食・主菜・副菜のそろい方など)の課題を評価できます。
・残食数:集団としての提供量と喫食量の差の目安であり、個人の摂取量は分かりません。
・利用率:食堂がどれだけ使われているかの指標で、栄養状態の評価はできません。
・検食簿:提供側が食事の品質(味・量・衛生など)を確認する記録で、利用者の満足度は嗜好調査などで評価します。
・給与目標量の設定・評価:BMIの分布はエネルギー計画の参考にはなりますが、微量栄養素の給与目標量の評価には対応しません。

選択肢の確認

1.利用者集団の料理選択行動の課題を、料理の組合せに関する販売記録から評価する。
最も適当である。電子決済による販売記録から、どの料理をどう組み合わせて選んだかが把握でき、集団の料理選択行動の課題を評価できます。

2.利用者個人のエネルギー摂取量を、残食数から評価する。
最も適当とはいえない。残食数は集団全体の喫食状況の目安であり、個人のエネルギー摂取量は評価できません。

3.利用者集団の栄養状態を、食堂の利用率から評価する。
最も適当とはいえない。利用率は食堂の利用状況を示すだけで、栄養状態の評価には身体計測や健診データなどが必要です。

4.利用者個人の給食に対する満足度を、検食簿から評価する。
最も適当とはいえない。検食簿は提供者側が行う品質確認の記録です。満足度は嗜好調査・満足度調査で評価します。

5.微量栄養素の給与目標量を、社員のBMI の分布から評価する。
最も適当とはいえない。BMIの分布はエネルギー給与量の計画・評価に用いる指標であり、微量栄養素の給与目標量の評価には用いません。

覚えるポイント

  • 販売記録(電子決済データ)は集団の料理選択行動の評価に活用できる
  • 残食調査は集団の喫食状況の目安、個人の摂取量評価には使えない
  • BMIの分布はエネルギー計画の指標、検食は品質確認・満足度は嗜好調査

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