38AM38第38回 管理栄養士国家試験 過去問

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第38回午前・問17〜42

貧血に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

鉄欠乏性貧血・悪性貧血・再生不良性貧血・溶血性貧血・腎性貧血など、各種貧血の特徴を問う問題です。

解説

溶血性貧血は赤血球が壊れやすくなる貧血です。赤血球が壊れるとヘモグロビンからビリルビンが多くつくられ、血中の間接ビリルビンが増えて黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)がみられます。

選択肢の確認

1.鉄欠乏性貧血では、出血傾向がみられる。
誤り。鉄欠乏性貧血で減るのは赤血球のヘモグロビンであり、止血に関わる血小板や凝固因子は正常です。出血傾向はみられません。

2.悪性貧血では、内因子の作用が増強している。
誤り。悪性貧血は胃の内因子が不足しビタミンB12を吸収できないために起こります。内因子の作用は低下しています。

3.再生不良性貧血では、白血球数が増加する。
誤り。再生不良性貧血は骨髄の機能が低下し、赤血球・白血球・血小板のすべてが減少します。白血球も減少します。

4.溶血性貧血では、黄疸がみられる。
最も適当。赤血球の破壊により間接ビリルビンが増加し、黄疸がみられます。

5.腎性貧血では、血中エリスロポエチン値が上昇する。
誤り。腎性貧血は腎機能低下でエリスロポエチンの産生が低下して起こります。血中エリスロポエチンは低下します。

覚えるポイント

  • 溶血性貧血ではビリルビン増加による黄疸がみられる。
  • 悪性貧血は内因子不足によるビタミンB12吸収障害。
  • 再生不良性貧血は汎血球減少、腎性貧血はエリスロポエチン低下。

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