38AM40|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第38回午前・問17〜42
免疫グロブリンに関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
5種類の免疫グロブリン(IgA・IgD・IgE・IgG・IgM)の特徴と役割を問う問題です。
解説
IgEは肥満細胞や好塩基球に結合し、アレルゲンが結びつくとヒスタミンなどが放出されます。これが花粉症や食物アレルギーなどのⅠ型(即時型)アレルギー反応を引き起こします。
選択肢の確認
1.IgA は、胎盤を通過する。
誤り。胎盤を通過して胎児に移行できるのはIgGです。IgAは母乳(初乳)に多く含まれます。
2.IgD は、免疫グロブリンの中で分子量が最も大きい。
誤り。分子量が最も大きいのはIgMです(5量体をつくる)。IgDの役割は十分には解明されていません。
3.IgE は、Ⅰ型アレルギー反応に関わる。
最も適当。IgEは肥満細胞に結合し、Ⅰ型(即時型)アレルギー反応を引き起こします。
4.IgG は、肥満細胞で産生される。
誤り。免疫グロブリンを産生するのは形質細胞(B細胞が分化した細胞)です。肥満細胞ではありません。
5.IgM は、自然免疫に関わる。
誤り。IgMは抗原侵入時に最初につくられる抗体で、獲得免疫に関わります。自然免疫ではありません。
覚えるポイント
- IgEはⅠ型アレルギーに関わる。
- 胎盤を通過するのはIgG、母乳に多いのはIgA。
- 分子量最大はIgM。免疫グロブリンは形質細胞が産生する。