38AM4|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
社会・環境と健康第38回午前・問1〜16
わが国の患者調査に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
患者調査の実施頻度・抽出方法・調査内容と、総患者数の定義を問う問題です。
解説
患者調査は、医療施設を利用する患者の傷病状況などを明らかにする調査で、3年に1回実施されます。全国の医療施設から層化無作為抽出された施設を対象とし、指定した1日(調査日)の状況を調べます。
総患者数は、調査日当日に受診していない継続的に医療を受けている患者も含めて推計されます。これは、調査日には来院していなくても定期的に通院している患者を反映させるためです。
通院者率や有訴者率は、患者調査ではなく国民生活基礎調査で調べられる指標です。
選択肢の確認
1.毎年行われている。
誤り。患者調査は3年に1回実施されます。
2.医療施設は、国勢調査の調査区から無作為抽出される。
誤り。抽出の単位は医療施設であり、全国の医療施設から無作為(層化無作為)抽出されます。国勢調査の調査区から抽出されるわけではありません。
3.糖尿病の通院者率が調査される。
誤り。通院者率は国民生活基礎調査で調べられる指標です。
4.総患者数は、調査日当日に受診していない患者を含む。
最も適当。総患者数は継続的に医療を受けている患者を含めて推計されるため、調査日当日に受診していない患者も含まれます。
5.直近3 回の調査によると、傷病分類別の入院の受療率は「循環器系の疾患」が「精神及び行動の障害」より高い。
誤り。入院受療率は「精神及び行動の障害」が上位で、「循環器系の疾患」より高い傾向にあります。
覚えるポイント
- 患者調査は3年に1回、医療施設を無作為抽出して実施
- 総患者数は調査日に受診していない継続通院患者も含めて推計
- 通院者率・有訴者率は国民生活基礎調査の指標