38AM7|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
社会・環境と健康第38回午前・問1〜16
健康の「生物心理社会モデル」に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
生物心理社会モデルの考え方(生物医学モデルとの違い、社会的要因を含む点)を問う問題です。
解説
生物心理社会モデルは、疾病や健康を生物的要因だけでなく、心理的要因や社会的要因も含めて総合的にとらえる考え方です。エンゲルによって提唱されました。
これに対し、従来の生物医学モデルは、疾病を身体(生物)の異常という単一の側面から説明しようとするものです。生物心理社会モデルは生物医学モデルより新しい考え方で、治療や予防に心理的・社会的要因を取り込める点が特徴です。
対人関係のストレスなどの社会的・心理的な要因も、このモデルの中に位置づけられます。
選択肢の確認
1.生物医学モデルよりも古い考え方である。
誤り。生物心理社会モデルは生物医学モデルより新しい考え方です。
2.疾病の治療に、社会的要因を取り込むことができる。
最も適当。生物・心理・社会の各要因を総合的に考えるため、治療に社会的要因を取り込めます。
3.対人関係によるストレスは、このモデルに含まれない。
誤り。対人関係によるストレスは心理的・社会的要因として、このモデルに含まれます。
4.アルマ・アタ宣言の中で提唱された。
誤り。生物心理社会モデルはエンゲルが提唱しました。アルマ・アタ宣言はプライマリヘルスケアに関する宣言です。
5.疾病を単一要因により説明する。
誤り。単一要因で説明するのは生物医学モデルの特徴です。生物心理社会モデルは複数の要因で総合的に説明します。
覚えるポイント
- 生物心理社会モデル=生物・心理・社会の要因を総合的にとらえる(エンゲル提唱)
- 生物医学モデルより新しく、社会的・心理的要因を治療に取り込める
- 生物医学モデルは疾病を単一(生物学的)要因で説明