38AM60第38回 管理栄養士国家試験 過去問

食べ物と健康第38回午前・問43〜67

食品加工に利用される酵素とその基質の組合せである。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

食品加工に使われる酵素と、それが作用する基質(相手となる物質)の正しい組合せを選ぶ問題です。

解説

酵素は「名前」から「何に作用するか」を推測できるものが多くあります。

キモシン(レンニン)はカゼイン(乳たんぱく質)に作用してチーズ製造の際に乳を固めます。

カタラーゼは過酸化水素を分解する酵素で、β─グルカンには作用しません。

ペクチナーゼはペクチンを分解し、果汁の清澄化などに使われます。イヌリンには作用しません。

グルコースイソメラーゼはグルコースを果糖(フルクトース)に異性化し、異性化糖の製造に使われます。スクロースには作用しません。

トランスグルタミナーゼはたんぱく質分子どうしを架橋する酵素で、かまぼこや麺の食感改良などに使われます。ナリンギンには作用しません。

選択肢の確認

1.カタラーゼ ── β−グルカン
誤り。カタラーゼは過酸化水素を分解する酵素。β─グルカンには作用しない。

2.ペクチナーゼ ── イヌリン
誤り。ペクチナーゼはペクチンを分解する。イヌリンには作用しない。

3.キモシン ── カゼイン
最も適当。キモシン(レンニン)はカゼインに作用し、チーズ製造で乳を凝固させる。

4.グルコースイソメラーゼ ── スクロース
誤り。グルコースイソメラーゼはグルコースを果糖に変える。スクロースには作用しない。

5.トランスグルタミナーゼ ── ナリンギン
誤り。トランスグルタミナーゼはたんぱく質を架橋する酵素。ナリンギンには作用しない。

覚えるポイント

  • キモシン=カゼイン(チーズ製造)
  • グルコースイソメラーゼ=グルコースを果糖に(異性化糖)
  • トランスグルタミナーゼ=たんぱく質の架橋(かまぼこ等)

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