39AM27第39回 管理栄養士国家試験 過去問

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第39回午前・問17〜42

肝疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

肝炎ウイルスの感染経路とウイルス種、肝硬変やNASHの所見を問う問題です。

解説

NASH(非アルコール性脂肪肝炎)は、脂肪肝から炎症が進み肝の線維化をきたし、肝硬変や肝がんに進行しうる病態です。
A型肝炎は経口(糞口)感染が主で、血液感染が多いのはB型・C型です。
B型肝炎ウイルスはDNAウイルスです。
肝硬変では凝固因子の産生が低下しプロトロンビン時間は延長します。また肝で作られるコリンエステラーゼは低下します。

選択肢の確認

1.A 型肝炎は、血液感染が最も多い。
誤り。A型肝炎は経口感染が主体です。

2.B 型肝炎ウイルスは、RNA ウイルスである。
誤り。B型肝炎ウイルスはDNAウイルスです。

3.肝硬変では、プロトロンビン時間が短縮する。
誤り。凝固因子産生低下でプロトロンビン時間は延長します。

4.肝硬変では、血中コリンエステラーゼ値が上昇する。
誤り。肝合成能低下でコリンエステラーゼは低下します。

5.NASH では、肝の線維化がみられる。
最も適当。NASHでは炎症とともに肝の線維化がみられます。

覚えるポイント

  • A型・E型は経口感染、B型・C型は血液感染。
  • B型はDNAウイルス、C型はRNAウイルス。
  • 肝硬変でPT延長・コリンエステラーゼ低下、NASHは線維化。

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