39AM32|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第39回午前・問17〜42
甲状腺・副甲状腺の疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
バセドウ病・橋本病(甲状腺)と副甲状腺疾患のカルシウム代謝を問う問題です。
解説
副甲状腺機能低下症では、副甲状腺ホルモン(PTH)が不足して血中カルシウムが低下します。低カルシウム血症により筋のけいれん(テタニー)が起こります。
バセドウ病は甲状腺機能亢進症で、代謝が亢進しコレステロールはむしろ低下、TSHは低下します。
橋本病は甲状腺機能低下症で基礎代謝は低下します。
副甲状腺機能亢進症ではPTH過剰により腎でのカルシウム再吸収は促進されます。
選択肢の確認
1.バセドウ病では、血中LDL コレステロール値が上昇する。
誤り。代謝亢進でコレステロールは低下します。
2.バセドウ病では、血中甲状腺刺激ホルモン(TSH)値が上昇する。
誤り。甲状腺ホルモン過剰の負のフィードバックでTSHは低下します。
3.橋本病では、基礎代謝が亢進する。
誤り。橋本病は機能低下症で基礎代謝は低下します。
4.副甲状腺機能亢進症では、腎臓におけるカルシウム再吸収が抑制される。
誤り。PTH過剰で腎のカルシウム再吸収は促進されます。
5.副甲状腺機能低下症では、テタニーが起こる。
最も適当。低カルシウム血症によりテタニーが起こります。
覚えるポイント
- 副甲状腺機能低下症→低カルシウム血症→テタニー。
- バセドウ病は代謝亢進・TSH低下・コレステロール低下。
- 橋本病は代謝低下。