39AM62|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
食べ物と健康第39回午前・問43〜67
食品とその製造に利用される酵素の組合せである。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
食品と、その製造に利用される酵素の正しい組合せを選ぶ問題です。酵素の働き(何を何に変えるか)を覚えておくことが重要です。
解説
各酵素の働きを整理します。
水あめはデンプンをアミラーゼで分解して作ります。インベルターゼはスクロースをブドウ糖と果糖(転化糖)に分解する酵素です。
カップリングシュガーはサイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼを用いて作ります。カタラーゼは過酸化水素を分解する酵素です。
果糖ぶどう糖液糖は、グルコースイソメラーゼでブドウ糖(グルコース)の一部を果糖(フルクトース)に異性化して作ります。
食用油脂の加工にはリパーゼが用いられます。トランスグルタミナーゼはたんぱく質を架橋する酵素で、成型肉やかまぼこの製造に使われます。ペクチナーゼは果汁の清澄化に用います。
選択肢の確認
1.水あめ ── インベルターゼ
誤り。水あめの製造にはアミラーゼが用いられます。インベルターゼはスクロースを分解する酵素です。
2.カップリングシュガー ── カタラーゼ
誤り。カップリングシュガーはサイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼで作ります。カタラーゼは過酸化水素分解酵素です。
3.果糖ぶどう糖液糖 ── グルコースイソメラーゼ
最も適当。グルコースイソメラーゼでブドウ糖を果糖に異性化して製造します。
4.食用油脂 ── トランスグルタミナーゼ
誤り。食用油脂の加工にはリパーゼが用いられます。トランスグルタミナーゼはたんぱく質の架橋に使います。
5.成型肉 ── ペクチナーゼ
誤り。成型肉の製造にはトランスグルタミナーゼが用いられます。ペクチナーゼは果汁の清澄化に使います。
覚えるポイント
- 果糖ぶどう糖液糖=グルコースイソメラーゼ(異性化)
- 水あめ=アミラーゼ、成型肉=トランスグルタミナーゼ
- インベルターゼはスクロース分解、リパーゼは油脂の加工に使う