39AM64|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
食べ物と健康第39回午前・問43〜67
植物性食品の加熱調理とその目的の組合せである。 最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
植物性食品の加熱調理操作とその目的の組合せを問う問題です。
解説
黒豆を鉄なべ(または鉄くぎ)と煮ると、豆の色素アントシアニンが鉄イオンと結合(キレート)して安定し、鮮やかな黒色を保てます。目的は色の安定化です。
山菜を重曹水でゆでると、アルカリで組織がやわらかくなり軟化が促進されます(軟化の抑制ではありません)。
れんこんを酢水でゆでると、白く仕上がり歯ざわりが保たれます(軟化は促進されません)。
さつまいもをミョウバン水でゆでると、煮崩れを防ぎ形が保たれます(軟化促進ではありません)。
カリフラワーを酢水でゆでるのは白く仕上げるためで、あく抜きが主目的ではありません。
選択肢の確認
1.山菜を重曹水でゆでる。 ── 軟化の抑制
誤り。重曹(アルカリ)は軟化を促進します。
2.れんこんを酢水でゆでる。 ── 軟化の促進
誤り。酢水は白さと歯ざわりを保ち、軟化促進ではありません。
3.黒豆を鉄なべで煮る。 ── 色の安定化
最も適当。鉄イオンとアントシアニンが結合し黒色が安定します。
4.さつまいもをミョウバン入りの水でゆでる。 ── 軟化の促進
誤り。ミョウバンは煮崩れを防ぎ形を保ちます。
5.カリフラワーを酢水でゆでる。 ── あく抜き
誤り。酢水は白く仕上げるためで、あく抜きが主目的ではありません。
覚えるポイント
- 黒豆に鉄なべ・鉄くぎは色の安定化(アントシアニン-鉄キレート)。
- 重曹は軟化促進、ミョウバンは煮崩れ防止。
- れんこん・カリフラワーの酢水は白く仕上げる。