39AM74|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第39回午前・問68〜81
脂肪酸および脂肪酸由来の生理活性物質に関する記述である。 誤っているのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
脂肪酸の種類、必須脂肪酸、EPAの合成経路、エイコサノイドの前駆体を問う問題です。誤っているのはどれかという問い方です。
解説
EPAは、n-3系のα-リノレン酸を出発点として合成されます。リノール酸はn-6系で、そこから作られるのはアラキドン酸であり、EPAはできません。系列が異なるため、リノール酸からEPAは合成されません。
オレイン酸は一価不飽和脂肪酸です。
α-リノレン酸は体内で合成できない必須脂肪酸です。
アラキドン酸はプロスタグランジンなどエイコサノイドの前駆体です。
プロスタグランジンはエイコサノイドの一種です。
選択肢の確認
1.オレイン酸は、一価不飽和脂肪酸である。
記述としては正しい。オレイン酸は代表的な一価不飽和脂肪酸です。
2.α─リノレン酸は、生体内で合成されない。
記述としては正しい。α-リノレン酸は必須脂肪酸です。
3.EPA は、リノール酸から合成される。
正答。記述としては誤り。EPAはα-リノレン酸(n-3系)から合成され、リノール酸(n-6系)からはできません。
4.アラキドン酸は、エイコサノイドの前駆体である。
記述としては正しい。アラキドン酸はエイコサノイドの前駆体です。
5.プロスタグランジンは、エイコサノイドの一種である。
記述としては正しい。プロスタグランジンはエイコサノイドの一種です。
覚えるポイント
- EPA・DHAはα-リノレン酸(n-3系)から合成。
- アラキドン酸はリノール酸(n-6系)から合成。
- 必須脂肪酸はリノール酸とα-リノレン酸。