39PM124第39回 管理栄養士国家試験 過去問

臨床栄養学第39回午後・問111〜136

57歳、男性。高校教諭。狭心症の外来患者。身長176cm、体重70 kg、BMI 22.6 kg/m²。血圧145/85 mmHg。空腹時の血液検査値は、LDL コレステロール150 mg/dL、HDL コレステロール52 mg/dL、トリグリセリド136 mg/dL。 この患者の1日当たりの目標栄養量を、コレステロール200 mg/日未満、食塩6.0 g/日未満とした。これと併せて設定した、他の目標栄養量の組合せとして、最も適当なのはどれか。1つ選べ。 エネルギー 脂肪 飽和脂肪酸(kcal/日) (g/日) (g/日未満)

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

狭心症の患者で、コレステロールと食塩の目標に加えて設定する、エネルギー・脂肪・飽和脂肪酸の目標量の組合せを問う計算的な事例問題です。対象は57歳男性、身長176cm、BMI22.6です。

解説

まず標準体重を求めます。標準体重=1.76×1.76×22=約68kg。
エネルギーは身体活動を考慮し約30kcal/kg。68×30=約2000kcalが妥当です。
脂肪は総エネルギーの20〜25%。2000×0.22÷9=約49gなので45g前後が適当です。
飽和脂肪酸は動脈硬化予防のため7%エネルギー未満。2000×0.07÷9=約15.6gなので15g未満が適当です。
よってエネルギー2000、脂肪45、飽和脂肪酸15の組合せが最も適当です。

選択肢の確認

1.1,600 40 15
最も適当とはいえない。エネルギー1600kcalは標準体重に対し少なすぎます。
2.1,600 55 20
最も適当とはいえない。エネルギーが少なく、飽和脂肪酸20gは多すぎます。
3.2,000 45 15
最も適当である。エネルギー約2000kcal、脂肪45g、飽和脂肪酸15g未満はいずれも妥当な範囲です。
4.2,000 45 20
最も適当とはいえない。エネルギーと脂肪は妥当ですが、飽和脂肪酸20gは動脈硬化予防の目標として多すぎます。
5.2,000 60 20
最も適当とはいえない。脂肪60g、飽和脂肪酸20gはいずれも多すぎます。

覚えるポイント

  • 標準体重=身長(m)×身長(m)×22。
  • エネルギーは約30kcal/kg標準体重。
  • 動脈硬化性疾患では飽和脂肪酸は7%エネルギー未満。

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