39PM129|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
臨床栄養学第39回午後・問111〜136
ステロイド薬を服用している患者に対して栄養食事指導を行うことになった。この患者に認められる所見である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ステロイド薬を服用している患者に認められる所見として、誤っているものを選ぶ問題です。
解説
ステロイド薬(副腎皮質ステロイド)は多くの副作用を持ちます。
免疫抑制、血圧上昇、食欲亢進、血糖上昇(耐糖能異常)などが代表的です。
またナトリウムを保持しカリウムを排泄する作用があるため、血清カリウムは低下(低カリウム血症)します。高カリウム血症は誤りです。
選択肢の確認
1.免疫力の低下
記述としては正しい。ステロイドは免疫を抑制し感染しやすくなります。
2.高血圧
記述としては正しい。ナトリウム・水の貯留で血圧が上がります。
3.食欲の亢進
記述としては正しい。ステロイドは食欲を高めます。
4.高カリウム血症
正答。記述としては誤り。ステロイドはカリウムの排泄を促すため、むしろ低カリウム血症になります。
5.耐糖能異常
記述としては正しい。糖新生を促し血糖が上がりやすくなります(ステロイド糖尿病)。
覚えるポイント
- ステロイドはナトリウム保持・カリウム排泄→低カリウム血症。
- 免疫抑制、高血圧、食欲亢進、耐糖能異常を起こす。
- 高カリウム血症ではなく低カリウム血症に注意。