40AM22|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第40回午前・問17〜42
生体の情報伝達に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
ホルモンの受容体の種類と、細胞内情報伝達(セカンドメッセンジャー)の仕組みを問うています。
解説
受容体には、細胞膜にあるもの(G たんぱく質共役型、酵素連結型など)と、細胞内にある核内受容体があります。
アドレナリンやグルカゴンの受容体はG たんぱく質共役型で、cAMPを増やしてプロテインキナーゼA(PKA)を活性化します。インスリンの受容体はチロシンキナーゼ型(酵素連結型)です。
cAMPはアデニル酸シクラーゼによってATPから作られます。ホスホリパーゼCが作るのはイノシトール三リン酸(IP3)やジアシルグリセロール(DAG)です。
選択肢の確認
1.アドレナリンの受容体は、核内受容体である。
適当でない。アドレナリンの受容体は細胞膜のG たんぱく質共役型受容体です。
2.インスリンの受容体は、G たんぱく質共役型受容体である。
適当でない。インスリンの受容体はチロシンキナーゼ型(酵素連結型)です。
3.グルカゴンの受容体は、チロシンキナーゼとして働く。
適当でない。グルカゴンの受容体はG たんぱく質共役型で、cAMPを介して働きます。
4.cAMP は、ホスホリパーゼC によりつくられる。
適当でない。cAMPはアデニル酸シクラーゼによって作られます。
5.cAMP は、プロテインキナーゼA を活性化する。
最も適当。cAMPはプロテインキナーゼA(PKA)を活性化します。
覚えるポイント
- cAMPはアデニル酸シクラーゼが作り、PKAを活性化
- アドレナリン・グルカゴンはG たんぱく質共役型受容体
- インスリンの受容体はチロシンキナーゼ型