40AM23第40回 管理栄養士国家試験 過去問

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第40回午前・問17〜42

高齢期の加齢に伴う変化に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

高齢期に加齢とともに増加・亢進する生理的変化を選ぶ問題です。

解説

加齢に伴い、多くの機能は低下します。咳嗽反射(むせて異物を出す反射)は低下し、これが誤嚥性肺炎の一因になります。消化管運動も低下し、便秘が起こりやすくなります。

骨量は加齢とともに減少し、骨粗鬆症のリスクが高まります。特に女性は閉経後にエストロゲン分泌が減少し、骨量が減りやすくなります。

一方、加齢に伴う腎機能や活性型ビタミンD産生の低下、腸管からのカルシウム吸収低下などを背景に、血中カルシウムを保とうとして副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌は増加する傾向があります。PTHは骨吸収や腎でのカルシウム再吸収などを促します。

選択肢の確認

1.咳嗽反射は、亢進する。
適当でない。咳嗽反射は加齢で低下し、誤嚥のリスクが高まります。

2.消化管運動は、亢進する。
適当でない。消化管運動は低下し、便秘が起こりやすくなります。

3.骨量は、増加する。
適当でない。骨量は加齢とともに減少します。

4.副甲状腺ホルモン(PTH)分泌は、増加する。
最も適当。加齢に伴いPTH分泌は増加する傾向があります。

5.女性では、エストロゲン分泌は増加する。
適当でない。閉経後、女性のエストロゲン分泌は減少します。

覚えるポイント

  • 加齢で咳嗽反射・消化管運動・骨量は低下
  • PTH分泌は増加し、骨からカルシウムを動員
  • 閉経後はエストロゲン低下で骨量が減りやすい

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