40AM33|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第40回午前・問17〜42
呼吸器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
気道と肺の基本構造、胸膜腔の圧、ガス交換の仕組みを正しく理解できているかが問われています。
解説
吸い込んだ空気は鼻腔を通るときに、温められ(加温)、うるおいを与えられ(加湿)、ほこりが取り除かれます。
右主気管支は左より太くて短く、垂直に近い(分岐角が小さい)ため、異物や誤嚥物は右に入りやすいです。肺は右が3葉、左が2葉です。
胸膜腔内圧は大気圧より低い「陰圧」で、これによって肺がしぼまずにふくらんでいられます。
選択肢の確認
1.吸気は、鼻腔内で加湿される。
最も適当。鼻腔で加温・加湿・除塵が行われます。
2.右主気管支は、左主気管支より分岐角が大きい。
誤り。右主気管支のほうが分岐角は小さく(垂直に近く)、誤嚥物が入りやすいです。
3.右肺は、2葉からなる。
誤り。右肺は3葉、左肺が2葉です。
4.胸膜腔内圧は、大気圧より高い。
誤り。胸膜腔内圧は大気圧より低い陰圧です。
5.肺胞の血液空気関門は、2層である。
誤り。肺胞上皮・基底膜・毛細血管内皮からなり、ガス交換のために非常に薄い構造です。2層という記述は当てはまりません。
覚えるポイント
- 吸気は鼻腔で加温・加湿・除塵される
- 右主気管支は太く短く垂直に近い→誤嚥は右に多い
- 胸膜腔内圧は陰圧、右肺3葉・左肺2葉