40AM35|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第40回午前・問17〜42
運動器の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
筋肉の種類・特徴、関節を動かす筋、神経筋接合部の伝達物質、筋収縮の仕組みを問う問題です。
解説
骨格筋は顕微鏡で見ると横縞(横紋)が見える横紋筋で、自分の意思で動かせる随意筋です。心筋も横紋がありますが、平滑筋には横紋がありません。
筋線維には、持久力に優れミトコンドリアが多い遅筋(赤筋)と、瞬発力に優れる速筋(白筋)があります。
筋収縮ではミオシン頭部でATPが分解され、そのエネルギーでアクチンをたぐり寄せます。ATPを分解するのはアクチンではなくミオシンです。
選択肢の確認
1.肘関節の伸展は、上腕二頭筋の収縮による。
誤り。肘の伸展は上腕三頭筋によります。上腕二頭筋は肘を曲げる(屈曲)筋です。
2.骨格筋は、横紋を有する。
最も適当。骨格筋は横紋をもつ横紋筋です。
3.速筋線維は、遅筋線維よりもミトコンドリアを多く含む。
誤り。ミトコンドリアが多いのは持久型の遅筋線維です。
4.運動神経終末の神経伝達物質は、アドレナリンである。
誤り。神経筋接合部の伝達物質はアセチルコリンです。
5.筋収縮時には、アクチンの頭部でATP が加水分解される。
誤り。ATPを分解するのはミオシン頭部です。
覚えるポイント
- 骨格筋・心筋は横紋筋、平滑筋には横紋なし
- 遅筋はミトコンドリアが多く持久力に優れる
- 神経筋接合部の伝達物質はアセチルコリン、ATP分解はミオシン頭部