40AM68|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第40回午前・問68〜81
遺伝形質に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
遺伝子多型・SNP・倹約遺伝子など、遺伝形質に関する基本用語を正しく理解しているかが、誤りを選ぶ形で問われています。
解説
遺伝子多型は、集団の1%以上の頻度でみられる遺伝子の個人差を指します。1%未満のまれなものは変異(バリアント)とされます。
誤りを選ぶ問題です。頻度の基準が逆になっている選択肢が正答です。
選択肢の確認
1.遺伝子多型は、集団の1%未満の頻度で存在する遺伝子変異である。
正答。記述としては誤り。遺伝子多型は集団の1%以上の頻度でみられるものを指します。1%未満のものは一般に変異と呼ばれます。
2.体質の差を生む要因として、遺伝子多型がある。
記述としては正しい。遺伝子多型は個人の体質差の一因です。
3.遺伝子多型の一種であるSNP は、1つの塩基が別の塩基に置換された遺伝子変異である。
記述としては正しい。SNP(一塩基多型)は1塩基の置換です。
4.倹約遺伝子は、エネルギー消費を抑制するように働く遺伝子である。
記述としては正しい。エネルギーを蓄えやすくする遺伝子です。
5.肥満のリスクを高める要因として、脱共役たんぱく質1(UCP 1)の遺伝子変異がある。
記述としては正しい。UCP1の変異は肥満リスクと関連します。
覚えるポイント
- 遺伝子多型は集団の1%以上の頻度。1%未満はまれな変異。
- SNPは一塩基多型(1塩基の置換)。
- 倹約遺伝子はエネルギーを蓄えやすくする。