114AM055第114回 看護師国家試験 過去問

脊髄造影を受ける患者への説明で正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

脊髄造影後の主要合併症である低髄液圧性頭痛の観察が、看護師の責任として求められるかどうかを問う問題です。検査後の管理において、頭痛の有無や性状、体位への変動を観察することは、患者安全を確保する上で極めて重要です。

解説

脊髄造影は、腰椎穿刺によりくも膜下腔に水溶性造影剤を注入して、脊髄や神経根の異常を評価する検査です。検査後、穿刺部位から髄液が漏出することで、低髄液圧性頭痛が生じることが多く、その特徴は立位や坐位で悪化し、臥位で軽減することです。看護師はこの頭痛の有無、性状、悪心・嘔吐、神経症状、バイタルサインを継続的に観察する必要があります。そのため、検査後は頭痛の有無を確認することは、適切な看護管理の一部です。

選択肢の確認

1.「検査前の食事制限はありません」:検査前は数時間絶食が一般的で、誤嚥リスクを防ぐため、食事制限がある。誤り。
2.「造影剤が硬膜外腔に注入されます」:造影剤は硬膜外腔ではなく、くも膜下腔に注入される。誤り。
3.「検査後は頭痛の有無を確認します」:低髄液圧性頭痛の発生を早期に把握するために、頭痛の観察が必須。正解。
4.「検査後はベッドを水平にします」:頭部を低くすると造影剤が頭蓋内へ流入し、悪化リスクがあるため、頭部を15〜30度挙上した安静が適切。誤り。

覚えるポイント

「検査後は頭痛の有無を確認する」は、脊髄造影後の基本的な観察項目です。看護師は、頭痛の性状や体位による変動、悪心、神経症状などを丁寧に確認することで、早期に合併症の発生を察知できます。

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