114AM065|第114回 看護師国家試験 過去問
セクシュアリティに関する用語と説明の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
セクシュアリティは、単なる性の話ではなく、個人がどのように自分を認識し、どのように関係を築くかを理解する上で重要な概念です。特に「性自認」と「性別の認識」を区別できるかどうかが、看護師としての患者中心のケアに直結します。この問題では「ジェンダーアイデンティティ」という用語が、自分自身がどの性別であるかという内面的な認識を指すことが問われています。
解説
「ジェンダーアイデンティティ」とは、個人が自分自身の性別としてどのように認識しているかを意味します。これは、生物学的性(セックス)や社会的に期待される性役割(ジェンダー)とは異なる、個人の内面的な認識です。WHOやWPATHなどの国際的なガイドラインでも、この概念が「性自認」として位置づけられています。看護師は、患者が自分の性別としてどのように感じているかを尊重し、その認識に応じた対話や環境配慮を行う必要があります。
選択肢の確認
1.性的指向 表現する性:間違え。性的指向は恋愛や性的関心が向く対象(例:同性・異性)を指す。表現する性は「ジェンダー表現」という別の概念。
2.セックス 性愛の対象:間違え。セックスは生物学的・解剖学的な性別(生殖器、性染色体など)を指す。性愛の対象は「性的指向」。
3.ジェンダー 生殖性の性:間違え。ジェンダーは社会的・文化的に形成された性役割(例:女性は家事、男性は仕事)を指す。生殖性の性は「セックス」に該当。
4.ジェンダーアイデンティティ 自身の性別の認識:正しい。自分自身がどの性別であるかを認識していること。これが「性自認」と一致する。
覚えるポイント
「ジェンダーアイデンティティ=自分自身の性別の認識」という関係を、患者の声を尊重するケアの土台として覚えてください。看護師は、その認識を尊重し、医療環境でその多様性を認められるよう配慮することが求められます。