114PM007|第114回 看護師国家試験 過去問
妊娠初期の感染で児に難聴が生じる可能性が高いのはどれか。
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正解: 2
正答
2.風 疹 rubella
この問題のポイント
妊娠初期の感染で胎児に難聴が生じるリスクが高い病原体を問う問題。特に、先天性風疹症候群(CRS) と関連する「感音性難聴・白内障・先天性心疾患」の3徴を理解することが鍵です。風疹ウイルスは妊娠12週までに感染すると、胎児に移行し、これらの症状を引き起こす可能性があります。
解説
妊娠初期(特に12週未満)に風疹ウイルスに感染すると、ウイルスが胎盤を越えて胎児に移行し、先天性風疹症候群を発症するリスクが高まります。その中で、感音性難聴は最も頻度の高い症状で、特に出生前に発見されることが多いです。このため、風疹は妊娠初期の感染で児に難聴が生じる可能性が高いと判断されます。
選択肢の確認
1.水 痘 varicella:妊娠中の感染で先天性水痘症候群を引き起こすが、難聴は主な症状ではない。
2.風 疹 rubella:妊娠初期に感染すると、難聴、白内障、心疾患の3徴を示すCRSが発生し、難聴は最も頻度が高い。
3.麻 疹 measles:流産や早産リスクを高めるが、先天性奇形症候群の特徴はなく、難聴の原因とは言えない。
4.流行性耳下腺炎 mumps:妊娠初期に流産リスクを高めるが、胎児の難聴とは直接関係ない。出生後の感染では片側性難聴の原因になるが、出生前感染では関与しない。
覚えるポイント
「風疹=難聴+白内障+心疾患」の3徴を暗記。特に妊娠12週までがリスクピーク。胎児の出生前に発見される感音性難聴は、風疹感染の最も重要なサインです。