114PM025第114回 看護師国家試験 過去問

創傷の治癒過程でマクロファージによる貪食が行われるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

創傷治癒の各段階における主な細胞の働きを正確に把握しているか。特に、マクロファージの活動がどの段階に現れるかを理解することが鍵です。炎症期は免疫反応の中心であり、マクロファージが貪食活動を行う主な時期です。

解説

創傷の治癒は、出血・凝固期から始まり、炎症期、増殖期、成熟期へと進行します。この過程でマクロファージは、損傷後の清掃を担います。受傷後数時間から3日程度の炎症期には、好中球が最初に浸潤し、その後単球がマクロファージに分化して創部に移動します。マクロファージは細菌や壊死組織、異物を貪食することで創部を清潔に保ち、同時にサイトカインや成長因子を放出して、次の増殖期への移行を促進します。この清掃機能は、感染の抑制や治癒の早期化に不可欠です。

選択肢の確認

1.出血・凝固期:血小板が中心となって止血が行われ、マクロファージはまだ浸潤していません。貪食活動はこの段階では起こりません。
2.炎症期:マクロファージが浸潤し、細菌や壊死組織を貪食。正解。
3.増殖期:線維芽細胞や血管内皮細胞が活動し、肉芽形成やコラーゲン産生が進み、貪食は行われません。
4.成熟期:瘢痕の再編成が進み、組織のリモデリングが主体で、貪食は関与しません。

覚えるポイント

「炎症期=マクロファージの貪食活動」という関係を、創傷治癒の流れの中でイメージして覚えてください。マクロファージは「清掃の軍隊」として、炎症期に創部を守るために活動します。

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