114PM039|第114回 看護師国家試験 過去問
Holter〈ホルター〉心電図検査の説明で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
ホルター心電図検査は、患者が日常生活を維持しながら24時間連続して心電図を記録する検査です。その目的は、安静時や睡眠中、活動時の不整脈や狭心症の発作を検出することにあり、検査中の環境要因(特に電磁干渉)の回避が極めて重要です。
解説
ホルター心電図検査は、患者の普段の生活を再現した上で、心の動きを正確に把握するための手段です。そのため、電極は24時間装着され、就寝時も外されません。電極の装着部位は胸部の特定部位(前胸部)に多く、四肢に装着するのではなく、胸部誘導が標準です。検査中は電気カーペット、電気毛布、IH調理器などの電磁場が強いため、記録にノイズを混入させ、誤検出や記録不良を引き起こすため、使用を避ける必要があります。活動量を減らすのではなく、普段の生活を維持しながら行動記録を記録することが求められます。
選択肢の確認
1.就寝時は電極を外す。:適切でない。睡眠中の不整脈検出が目的で、就寝時も電極は装着される。
2.電極は四肢に装着する。:適切でない。ホルター検査では胸部誘導が用いられ、四肢誘導は標準12誘導に限られる。
3.検査中は電気カーペットを使用しない。:適切。電磁干渉によるノイズが記録に悪影響を与えるため、使用を避ける。
4.検査中は普段の生活よりも活動量を減らす。:適切でない。日常生活を再現することが目的で、活動量を減らすことは推奨されない。
覚えるポイント
「24時間装着」「日常生活を維持」「電磁干渉を避ける」「行動記録を取る」がホルター検査の3つの柱です。特に、電気カーペットなどの電磁場は記録に悪影響を与えるため、患者にその回避を明確に説明することが必要です。