114PM062第114回 看護師国家試験 過去問

保護者による子どもへの虐待に対する外来の看護師の対応で適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

虐待が疑われる場面では、看護師の主な役割は子どもの安全を確保し、客観的かつ詳細な記録を残すことにある。記録はその後の多職種連携、法的対応、医療判断の根拠となるため、発言や行動の詳細を正確に記録することが求められる。

解説

虐待が疑われる場合、看護師は子どもや保護者の発言、態度、身体的所見を主観を交えず、客観的に記録する。発言は本人の言葉のまま、損傷の部位、大きさ、形状、新旧、行動の特徴などを詳細に記録することで、児童相談所や警察への通告、医療判断のための信頼性の高い資料が確保される。記録は時刻・場所・状況を含め、法的文書としての信頼性を高める。

選択肢の確認

1.子どもの全身の観察では、保護者の同意を得る必要がある。:観察は子どもの安全確保のための診療行為であり、保護者の同意に依存せず実施される。
2.プライバシー保護のため、他職種との情報共有はしない。:虐待の疑いがある場合、医師・児童相談所・警察などとの連携が必須であり、守秘義務は法的義務に反しない。
3.子どもや保護者の発言内容や様子を記録に残す。:発言や行動を客観的に、本人の言葉のまま記録することは、判断や対応の根拠として極めて重要。
4.保護者の同席のもと子どもから話を聞く。:保護者が同席すると子どもが真実を話すことができず、別室で個別に聴取するのが原則である。

覚えるポイント

「発言をそのまま記録し、損傷や行動の詳細を客観的に残す」ことが、虐待疑い時の看護師の最も重要な行動である。

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