115PM088第115回 看護師国家試験 過去問

幼児期の形態的・生理的特徴について正しいのはどれか。2 つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る

正解: 1・4

正答

1・4

この問題のポイント

幼児期の形態的・生理的特徴を、乳児期と比較して正確に把握しているか。特に、頭囲と胸囲の関係、心拍数の変化が発達段階に沿った正常値を理解できているかが問われている。

解説

幼児期(1〜6歳未満)では、生後12か月頃に頭囲と胸囲がほぼ等しくなるのを経て、その後胸囲が頭囲を上回る。これは胸郭の発育が進むことによるもので、幼児期には胸囲>頭囲となる。また、心拍数は新生児期(120〜140回/分)から加齢とともに減少し、幼児期には90〜120回/分程度に落ち着く。これらの変化は、小児の成長に伴う生理的調整の基本的なパターンである。

選択肢の確認

1.胸囲は頭囲より大きい。:正しい。出生後1歳で頭囲と胸囲がほぼ等しく、その後胸囲が上回る。
2.大泉門は3 歳ころに閉鎖する。:間違っている。大泉門は生後1歳半頃に閉鎖され、3歳まで開存している場合は閉鎖遅延と判断される。
3.乳歯は5 歳ころに生えそろう。:間違っている。乳歯は2歳半〜3歳頃に20本が完成し、5歳頃は永久歯の生え替わりが始まる。
4.1 分間の心拍数は乳児期よりも減少する。:正しい。乳児期より心拍数は減少し、幼児期には90〜120回/分程度となる。
5.体重あたりの必要水分量は乳児期よりも多い。:間違っている。乳児期が最も高く、幼児期にかけて減少する。

覚えるポイント

「生まれた時は頭でっかち、1歳で逆転、その後は胸が勝る」というフレーズで頭囲と胸囲の関係を、そして「年を取るほど心拍数は減る」という原則で心拍数の変化を覚えると効果的。

115PM087115PM089
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)