44PM17|第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
図の真理値表で示す入出力が得られる論理回路はどれか。

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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、真理値表から論理回路の種類を判定できるかが問われています。
図の真理値表では、入力 A、B に対して出力 X が次のようになっています。
A = 0、B = 0 のとき X = 0
A = 0、B = 1 のとき X = 1
A = 1、B = 0 のとき X = 1
A = 1、B = 1 のとき X = 0
つまり、A と B が異なるときだけ 1、A と B が同じときは 0 になります。
この動作をする論理回路は XOR、排他的論理和 です。
解説
論理回路では、入力が 0 または 1 のとき、出力がどうなるかを表にしたものを真理値表といいます。
この問題では、入力が2つあります。
- A
- B
出力は X です。
図の真理値表を見ると、出力 X は次の条件で 1 になります。
- A = 0、B = 1
- A = 1、B = 0
つまり、A と B の値が違うときだけ出力が 1 です。
反対に、A と B が同じときは出力が 0 です。
- A = 0、B = 0 のとき X = 0
- A = 1、B = 1 のとき X = 0
このように、2つの入力のうちどちらか一方だけが 1 のときに 1を出力する回路を、XORといいます。
XOR は exclusive OR の略で、日本語では排他的論理和と呼ばれます。
図で見るポイント
真理値表では、出力 X が 1 になる行に注目します。
この表では 01 と 10 のときだけ X = 1 です。
00 と 11 では X = 0 なので、AND や OR ではなく XOR と判断します。
ひっかけポイント
OR は「どちらか一方または両方が 1」で出力 1 になります。
XOR は「どちらか一方だけが 1」で出力 1 になります。
A = 1、B = 1 のときに 0 になる点が、OR との大きな違いです。
選択肢の確認
1.AND
誤り。
AND は、A と B がどちらも 1 のときだけ出力が 1 になります。真理値表では、A = 1、B = 1 のとき X = 0 となっているため、AND ではありません。
2.OR
誤り。
OR は、A または B の少なくとも一方が 1 のとき出力が 1 になります。OR では A = 1、B = 1 のときも出力は 1 になりますが、図の真理値表では X = 0 なので一致しません。
3.NAND
誤り。
NAND は AND の否定です。A = 1、B = 1 のときだけ出力が 0 になり、それ以外は 1 になります。図では A = 0、B = 0 のとき X = 0 なので、NAND ではありません。
4.NOR
誤り。
NOR は OR の否定です。A = 0、B = 0 のときだけ出力が 1 になり、それ以外は 0 になります。図では A = 0、B = 0 のとき X = 0 なので、NOR ではありません。
5.XOR
正しい。
XOR は、2つの入力が異なるときだけ出力が 1 になります。図の真理値表では、A = 0、B = 1 と A = 1、B = 0 のときだけ X = 1 であり、XOR の動作と一致します。
覚えるポイント
- AND は、両方が 1 のときだけ 1 です。
- OR は、少なくとも一方が 1 のとき 1 です。
- NAND は、AND の否定です。
- NOR は、OR の否定です。
- XOR は、入力が異なるときだけ 1 です。
- 真理値表では、まず「どの行で出力が 1 か」を見ると判定しやすくなります。
