44PM37|第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
第 1 種高気圧酸素治療装置で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、第1種高気圧酸素治療装置の特徴が問われています。
第1種高気圧酸素治療装置は、患者1名を収容する一人用の装置です。
加圧方式には、純酸素で加圧する方式と、空気で加圧して患者に酸素を吸入させる方式があります。
したがって、正しいのは 1.純酸素加圧方式と空気加圧方式がある。 です。
解説
高気圧酸素治療は、通常より高い気圧環境で高濃度酸素を吸入させる治療です。血液中に溶け込む酸素量を増やし、組織の酸素化を改善する目的で行われます。
高気圧酸素治療装置には、第1種と第2種があります。
第1種装置は、患者1名を収容する一人用の装置です。
第2種装置は、複数の患者や医療従事者を収容できる大型装置です。
第1種装置には、純酸素で装置内を加圧する方式と、空気で加圧し患者に酸素を吸入させる方式があります。
治療圧力は10絶対気圧以上というような極端な高圧ではありません。治療時間も10分程度ではなく、一定時間をかけて加圧、治療、減圧を行います。
また、高気圧酸素治療では火災リスクや圧力環境の影響があるため、一般の輸液ポンプなどを安易に持ち込むことはできません。持ち込み機器には安全確認が必要です。
安全管理上のポイント
高気圧酸素治療では、酸素濃度上昇による火災リスク、圧力変化、持ち込み機器、静電気、患者監視を確認します。酸素環境では通常以上に火気・電気機器管理が重要です。
選択肢の確認
1.純酸素加圧方式と空気加圧方式がある。
正しい。
第1種高気圧酸素治療装置には、純酸素で加圧する方式と、空気で加圧して酸素を吸入させる方式があります。この記述が正答です。
2.治療圧力は 10 絶対気圧以上である。
誤り。
高気圧酸素治療の治療圧力は通常数絶対気圧程度であり、10絶対気圧以上という記述は高すぎます。
3.治療時間は 10 分間程度である。
誤り。
高気圧酸素治療は、加圧、治療、減圧を含めて一定時間をかけて行われます。10分間程度という短時間ではありません。
4.複数の患者を収容できる。
誤り。
複数の患者を収容できるのは第2種装置です。第1種装置は一人用の装置です。
5.輸液ポンプを持ち込める。
誤り。
高気圧酸素治療装置内では、酸素濃度や圧力環境により火災や機器不具合のリスクがあります。一般の輸液ポンプを無条件に持ち込めるわけではありません。
覚えるポイント
- 第1種高気圧酸素治療装置は一人用です。
- 第2種装置は複数人収容が可能です。
- 第1種には純酸素加圧方式と空気加圧方式があります。
- 治療圧力は10絶対気圧以上ではありません。
- 酸素環境では火災リスクが高く、持ち込み機器の管理が重要です。