45AM40|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅱ 実際的知識原理・構造呼吸療法・麻酔/麻酔器・手術室機器
麻酔器の構成要素でないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、麻酔器の基本構成を理解しているかが問われています。
麻酔器は、酸素や亜酸化窒素などの医療ガス、揮発性麻酔薬、呼吸回路、二酸化炭素吸収装置などを組み合わせて、患者に安全に麻酔ガスを供給する装置です。
解説
麻酔器の代表的な構成要素には、次のようなものがあります。
- 気化器
- 流量計
- 酸素フラッシュ弁
- 呼吸回路
- APL弁
- 呼吸バッグ
- 二酸化炭素吸収装置
- 余剰麻酔ガス排除系
酸素は通常、医療ガス配管設備や酸素ボンベから供給されます。酸素濃縮器は、室内空気から窒素を除いて酸素濃度の高いガスを作る装置ですが、標準的な麻酔器本体の構成要素としては扱いません。
第2種MEではここを押さえる
麻酔器では、ガス供給、気化器、APL弁、酸素フラッシュ弁、二酸化炭素吸収装置の役割をセットで覚えます。
選択肢の確認
1.気化器
該当します。
気化器は揮発性麻酔薬を気化し、設定濃度で呼吸ガスに混合する装置です。麻酔器の代表的な構成要素です。
2.APL 弁
該当します。
APL弁は adjustable pressure limiting valve のことで、手動換気時などに呼吸回路内圧を調整し、余剰ガスを排出するために用いられます。麻酔器の重要な構成要素です。
3.酸素濃縮器
正答。該当しません。
酸素濃縮器は室内空気から酸素濃度の高いガスを作る装置です。酸素療法などで用いられますが、標準的な麻酔器本体の構成要素としては扱いません。
4.酸素フラッシュ弁
該当します。
酸素フラッシュ弁は、流量計や気化器を通さずに高流量の酸素を呼吸回路へ送るための弁です。麻酔器の構成要素です。ただし、使用時には回路内圧上昇に注意が必要です。
5.二酸化炭素吸収装置
該当します。
二酸化炭素吸収装置は、再呼吸回路で呼気中の二酸化炭素を吸収するための装置です。ソーダライムなどの吸収剤を用い、麻酔器の代表的な構成要素です。
覚えるポイント
- 麻酔器には、気化器、APL弁、酸素フラッシュ弁、二酸化炭素吸収装置が含まれる。
- 酸素供給は、医療ガス配管設備やボンベから受けるのが基本である。
- 酸素濃縮器は標準的な麻酔器本体の構成要素ではない。
- APL弁は呼吸回路内圧を制限・調整する弁である。