45AM41|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
非観血式血圧測定で最低血圧値が真値より低く測定される原因はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、非観血式血圧測定で起こる測定誤差の原因が問われています。
血圧測定では、カフの大きさ、巻き方、減圧速度、測定部位の高さが重要です。
解説
非観血式血圧測定では、カフを心臓と同じ高さにして測定することが基本です。
カフを装着した部位が心臓より高い位置にあると、静水圧の影響により測定される血圧は真値より低くなります。これは最高血圧だけでなく、最低血圧にも影響します。
逆に、カフを心臓より低い位置にすると、血圧は高めに測定されます。
ひっかけポイント
カフ幅が狭い、カフがゆるい、減圧速度が速いなども測定誤差の原因ですが、誤差の向きが異なります。何が高値に出るか、何が低値に出るかを区別します。
選択肢の確認
1.カフ幅が狭いものを使用した。
誤り。
カフ幅が狭すぎると、動脈を圧迫するためにより高い圧が必要になり、血圧は高めに測定されやすくなります。最低血圧が真値より低く測定される原因としては不適切です。
2.カフを装着した部位を心臓より高くした。
正しい。
カフの位置が心臓より高いと、静水圧の影響で測定値は低くなります。そのため、最低血圧も真値より低く測定される原因になります。
3.カフの巻き方をゆるくした。
誤り。
カフをゆるく巻くと、圧が腕に十分伝わりにくくなり、一般に血圧は高めに測定されやすくなります。最低血圧を低く測定する典型的な原因ではありません。
4.カフ圧を高くした。
誤り。
測定開始時にカフ圧を十分高くすること自体は、正しい血圧測定に必要です。過度に高い加圧は患者の苦痛や測定条件の悪化につながりますが、最低血圧が真値より低く出る直接的な典型原因ではありません。
5.カフの減圧速度を速くした。
誤り。
カフの減圧速度が速すぎると、コロトコフ音の出現や消失を正確に捉えにくくなります。一般に最高血圧は低め、最低血圧は高めに読まれやすくなるため、この問題の条件とは合いません。
覚えるポイント
- カフは心臓の高さで測定する。
- カフが心臓より高いと、血圧は低めに測定される。
- カフが心臓より低いと、血圧は高めに測定される。
- カフ幅が狭すぎる、巻き方がゆるい場合は高めに出やすい。
- 減圧速度が速すぎると、最高血圧は低め、最低血圧は高めに読まれやすい。