46AM41|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
聴診法で幼児の血圧を測る際に成人の場合と異なる点はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、生体計測の**血圧測定(聴診法)**で、幼児を測るときに成人と変える点が問われています。カフ(腕に巻く帯)のサイズの考え方がポイントです。
解説
聴診法は、上腕にカフを巻いて加圧し、ゆっくり脱気しながら、肘の内側(上腕動脈)にあてた聴診器でコロトコフ音を聴いて血圧を測る方法です。
正確に測るうえで大切なのがカフの幅です。カフの幅が腕の太さに対して適切でないと、測定値に誤差が出ます。
- カフが狭すぎる(細すぎる)と、血圧が高めに出やすい。
- カフが広すぎる(太すぎる)と、血圧が低めに出やすい。
幼児は腕が細いため、成人用のカフでは幅が広すぎてしまいます。そのため、幼児では腕の太さに合った小さいサイズ(細い幅)のカフを用います。これが成人と異なる主な点です。
加圧の高さ、脱気速度、聴診器をあてる位置(上腕動脈)、カフの巻き方(きつすぎず適切に)といった基本手技は、成人でも幼児でも同じ考え方です。
ひっかけポイント
カフは「きつく巻く」「加圧を高くする」などではなく、腕に合ったサイズを選ぶことが要点です。サイズが合わないと測定値そのものがずれます。
選択肢の確認
1.加圧を高くする。
誤り。
加圧は収縮期血圧を十分に超える程度に行うのが基本で、幼児だから特に高くするわけではありません。成人と異なる点ではありません。
2.脱気速度を速くする。
誤り。
脱気はゆっくり(1拍ごとに少しずつ下げる程度)行うのが基本です。速くすると読み取りが不正確になります。幼児で速くするわけではありません。
3.聴診器は橈骨動脈付近にあてる。
誤り。
聴診器は肘の内側の上腕動脈にあてます。橈骨動脈(手首側)ではありません。これは成人でも幼児でも同じです。
4.小さいサイズのカフを用いる。
正しい。
幼児は腕が細いため、腕の太さに合った小さいサイズ(細い幅)のカフを用います。これが成人と異なる主な点です。
5.カフをきつく巻く。
誤り。
カフはきつすぎず、適切な強さで巻くのが基本です。きつく巻くと誤差の原因になります。幼児で特にきつく巻くわけではありません。
覚えるポイント
- 幼児の血圧測定では、腕の太さに合った小さいサイズのカフを使う。
- カフが狭すぎると高め、広すぎると低めに測定されやすい。
- 聴診器は上腕動脈にあてる(成人・幼児共通)。
- 脱気はゆっくり、加圧・巻き方は適切に(成人・幼児共通)。