45AM46|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
シリンジポンプが自動的に検知できないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、シリンジポンプのアラーム機能と検知できる異常が問われています。
シリンジポンプは、シリンジの押し子を機械的に押して薬液を注入する装置です。輸液ポンプと検知機能を混同しないことが重要です。
解説
シリンジポンプでは、薬液量、押し子の動き、閉塞圧、バッテリー状態などを監視できます。
代表的に検知できる項目は次の通りです。
- 輸液開始忘れ
- 閉塞
- 輸液完了、残量少
- バッテリー電圧低下
- シリンジ装着不良
一方、一般的なシリンジポンプでは、輸液ルート内の気泡を自動検知する機能は基本ではありません。気泡検知は、チューブを通過する液体を監視する輸液ポンプで重要な機能として扱われます。
ひっかけポイント
シリンジポンプは「シリンジを押す装置」、輸液ポンプは「チューブ内の流れを送る装置」です。気泡検知は輸液ポンプの機能として問われやすいです。
選択肢の確認
1.輸液開始忘れ
自動的に検知できます。
シリンジポンプでは、設定後に開始操作が行われていない場合、開始忘れとしてアラームを出す機種があります。安全機能として重要です。
2.輸液ルートの閉塞
自動的に検知できます。
輸液ルートが閉塞すると、シリンジを押す圧が上昇します。シリンジポンプは閉塞圧を監視し、設定された圧を超えると閉塞アラームを出します。
3.輸液ルート内の気泡混入
正答。自動的には検知できません。
一般的なシリンジポンプでは、輸液ルート内の気泡を自動的に検知する機能は基本機能ではありません。気泡混入は目視確認やプライミングで防ぐ必要があります。
4.輸液完了
自動的に検知できます。
シリンジ内の薬液がなくなる、または設定量の注入が完了すると、輸液完了として検知できます。残量少アラームや完了アラームとして通知されます。
5.バッテリーの電圧低下
自動的に検知できます。
バッテリー駆動中に電圧が低下すると、バッテリー低下アラームが作動します。移動時や停電時の使用では特に重要な確認項目です。
覚えるポイント
- シリンジポンプはシリンジの押し子を押して薬液を注入する。
- 閉塞、輸液完了、バッテリー低下、開始忘れは検知対象になる。
- 輸液ルート内の気泡混入は一般的なシリンジポンプでは自動検知できない。
- 気泡混入は、使用前のプライミングと目視確認で防ぐ。
- 輸液ポンプとシリンジポンプの機能の違いを整理する。