45PM49第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識操作・運用血液浄化/腹膜透析・透析液管理

透析液供給装置で透析液濃度の連続的な監視に用いるのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、透析液濃度を連続的に監視する指標を選びます。

透析液には、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、塩化物、重炭酸などの電解質が含まれています。
電解質が多いほど電気を通しやすくなるため、透析液濃度の監視には電気伝導度が用いられます。

第2種MEでは、次のように整理します。

  • 透析液濃度の連続監視:電気伝導度
  • 酸塩基の確認:pH
  • 原水の硬度確認:硬度
  • 血液漏れ検出:光学的検出、吸光度に関連

解説

透析液は、A原液、B原液、透析用水を正しい比率で混合して作られます。
混合比がずれると、透析液中の電解質濃度が変化し、患者の血液成分に大きな影響を与える危険があります。

透析液中の電解質はイオンとして存在します。
イオンが多いほど、透析液は電気を通しやすくなります。
この電気の通しやすさを電気伝導度といいます。

透析液供給装置では、電気伝導度を連続的に監視することで、透析液濃度が適切かどうかを確認します。
濃度異常がある場合には、警報を出したり、透析液を患者側へ送らないようにしたりします。

ひっかけポイント
pHも透析液管理で重要ですが、濃度の連続監視として代表的なのは電気伝導度です。
「透析液濃度」ときたら、まず電気伝導度を考えます。

選択肢の確認

1.電気伝導度
正しい。
透析液中の電解質濃度が変化すると、電気の通しやすさである電気伝導度も変化します。透析液供給装置では、透析液濃度を連続的に監視するために電気伝導度を用います。

2.吸光度
誤り。
吸光度は、光がどれだけ吸収されるかを表す量です。血液漏れ検出など光学的な検出に関連することはありますが、透析液濃度の連続的な監視に用いる代表的な指標ではありません。

3.硬度
誤り。
硬度は、水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの量に関係します。透析用水の水処理、特に軟水化装置の管理では重要ですが、透析液濃度の連続監視には通常用いません。

4.密度
誤り。
密度は、単位体積あたりの質量です。液体の濃度と関係する場合はありますが、透析液供給装置で透析液濃度を連続的に監視する標準的な指標は電気伝導度です。

5.pH
誤り。
pHは酸性・アルカリ性の程度を示す指標で、透析液管理において重要です。しかし、透析液濃度を連続的に監視する代表的な指標は、電解質濃度を反映する電気伝導度です。

覚えるポイント

  • 透析液濃度の連続監視には電気伝導度を用いる。
  • 透析液中の電解質が多いほど、電気伝導度は高くなる。
  • 透析液は、原液と透析用水を正しい比率で混合して作る。
  • pHは酸塩基の確認、硬度は水処理の確認に関係する。
  • 透析液濃度異常は患者に重大な影響を与えるため、連続監視と警報が重要である。

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