45PM50|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
モノポーラ型電気メスの出力点検を行う場合、標準的な負荷抵抗として使われるのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、モノポーラ型電気メスの出力点検で用いる標準的な負荷抵抗を選びます。
電気メスの出力点検では、患者の代わりに試験用の負荷抵抗を接続し、設定出力に対して実際の出力が適切かを確認します。
モノポーラ型電気メスの標準的な負荷抵抗としては、500 Ωが用いられます。
解説
電気メスは、高周波電流によって組織を切開・凝固する治療機器です。
モノポーラ型では、アクティブ電極から患者体内を通って対極板へ高周波電流が流れます。
出力点検では、実際の患者に接続するのではなく、電気メスアナライザや負荷抵抗を用いて出力を確認します。
このとき、人体組織を想定した標準的な負荷として500 Ωが用いられます。
出力電力は、電圧、電流、抵抗の関係で決まります。
P = V × I
P = I × I × R
P = V × V / R
負荷抵抗が変わると、同じ設定でも測定される出力が変化します。
そのため、点検では決められた負荷抵抗を用いて、条件をそろえることが重要です。
ME機器管理での注意点
電気メスの点検では、出力だけでなく、対極板監視機能、フットスイッチ、ハンドスイッチ、コード損傷、警報、外装、接続状態も確認します。
モノポーラ出力点検の標準負荷は500 Ωと覚えます。
選択肢の確認
1.5Ω
誤り。
5Ωは非常に低い抵抗であり、モノポーラ型電気メスの出力点検で用いる標準的な負荷抵抗ではありません。標準的な負荷としては500Ωを用います。
2.10 Ω
誤り。
10Ωも低すぎる抵抗です。電気メス出力点検では、人体組織を想定した標準負荷として500Ωを用いるため、10Ωは適切ではありません。
3.50 Ω
誤り。
50Ωは通信系や高周波機器でよくみられるインピーダンス値ですが、モノポーラ型電気メスの出力点検における標準的な負荷抵抗ではありません。
4.100 Ω
誤り。
100Ωは選択肢の中では中間的な値ですが、モノポーラ型電気メスの出力点検で標準的に用いる負荷抵抗ではありません。標準負荷は500Ωです。
5.500 Ω
正しい。
モノポーラ型電気メスの出力点検では、標準的な負荷抵抗として500Ωが用いられます。決められた負荷条件で測定することで、設定出力と実出力の確認ができます。
覚えるポイント
- モノポーラ型電気メスは、アクティブ電極から対極板へ高周波電流を流す。
- 出力点検では、患者の代わりに負荷抵抗を接続して測定する。
- モノポーラ型電気メスの標準的な負荷抵抗は500 Ωである。
- 負荷抵抗が変わると、測定される出力も変化する。
- 電気メスの点検では、出力、対極板監視、スイッチ、コード、警報、外装を確認する。