45PM51|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅱ 実際的知識保守・点検電気安全・医用電気設備/接地・非接地配線・電源設備
JIS T 0601-1 に従って電源プラグの保護接地刃と保護接地した導電性の外装との間のインピーダンス測定を行った。図のように規定の電流値 25 A を流したところ、電圧計が 450 mV を示した。インピーダンス[mΩ]はどれか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
保護接地経路のインピーダンスは、測定した電圧を流した電流で割って求めます。電圧450 mVをVへ直してからオームの法則を使い、最後にΩをmΩへ換算します。
解説
JIS T 0601-1に基づく保護接地経路の試験では、電源プラグの保護接地刃から保護接地された導電性外装まで規定の電流を流し、その間に生じる電圧降下を測定します。保護接地経路のインピーダンスをZ、電圧をV、電流をIとすると、
Z = V / I
です。問題の値をSI単位へそろえます。
- 450 mV = 0.450 V
- 電流 = 25 A
したがって、
Z = 0.450 / 25 = 0.018 Ω
となります。1 Ωは1000 mΩなので、
0.018 Ω = 18 mΩ
です。よって正答は4.18 mΩです。
保護接地経路は、絶縁故障時の故障電流を安全に大地へ流して外装の危険な電位上昇を抑える経路です。接続部の緩み、電源コードの損傷、接点の腐食などでインピーダンスが増えると保護機能が低下するため、十分に低い値であることを試験します。
選択肢の確認
1.10 mΩ
誤り。0.010 Ωに相当し、450 mVを25 Aで割った値ではありません。
2.12 mΩ
誤り。単位換算後の0.450 Vを用いて計算すると12 mΩにはなりません。
3.15 mΩ
誤り。450÷25の計算結果は18であり、15ではありません。
4.18 mΩ
正しい。0.450 V÷25 A=0.018 Ω=18 mΩです。
5.20 mΩ
誤り。概算だけで丸めず、与えられた値から18 mΩまで求めます。
覚えるポイント
- インピーダンスは電圧÷電流で求める。
- mVをVへ直すには1000で割る。
- ΩをmΩへ直すには1000を掛ける。
- 450 mV÷25 A=18 mΩ。
- 保護接地経路は低インピーダンスであることが安全上重要である。