45PM52第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識保守・点検電気安全・医用電気設備/接地・非接地配線・電源設備

JIS T 1021 で、定格電流 15 A の医用コンセントが接地極付プラグを保持する力の上限値[N]はいくらと規定されているか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、JIS T 1021で規定される医用コンセントの保持力が問われています。

医用コンセントは、医用電気機器の電源プラグを安全に接続するための差込接続器です。
一般のコンセントよりも、機械的強度や接地の確実性が重要です。

定格電流 15 A の医用コンセントで、接地極付プラグを保持する力の上限値は60 Nです。

解説

医療現場では、生命維持管理装置や監視装置など、電源の途絶が患者安全に直結する機器が多く使われます。
そのため、医用コンセントでは、プラグが簡単に抜けないことが重要です。

一方で、保持力が強すぎると、プラグを抜くときに過大な力が必要になります。
無理に引き抜くことで、コンセント、プラグ、電源コードを傷める可能性があります。

そのため、JIS T 1021では、医用コンセントがプラグを保持する力に範囲が定められています。

定格電流15 Aの医用コンセントでは、接地極付プラグの保持力は一般に次の範囲で整理します。

  • 下限値:15 N
  • 上限値:60 N

この問題では上限値を問うているため、正答は60 Nです。

ひっかけポイント
「定格電流15 A」と「保持力の上限値60 N」をセットで覚えます。
15 Aだから15 Nを選ぶのではなく、15 Nは下限側の値として整理します。

ME機器管理での注意点
医用コンセントの保持力が弱いと、医療機器の電源プラグが抜けやすくなります。
反対に強すぎると、プラグやコードを損傷する危険があります。
点検では、保持力、接地、外観、破損、通電表示、非常電源系統の区別などを確認します。

選択肢の確認

1.10
誤り。
10 Nは、定格電流15 Aの医用コンセントにおける接地極付プラグ保持力の上限値ではありません。15 Aの場合の上限値は60 Nです。

2.20
誤り。
20 Nは、定格電流15 Aの医用コンセントにおける保持力の上限値ではありません。保持力の範囲を問う問題では、15 Aと60 Nの対応を押さえます。

3.40
誤り。
40 Nは選択肢として紛らわしい値ですが、定格電流15 Aの医用コンセントが接地極付プラグを保持する力の上限値ではありません。

4.60
正しい。
JIS T 1021で、定格電流15 Aの医用コンセントが接地極付プラグを保持する力の上限値は60 Nとされています。したがって、4が正答です。

5.80
誤り。
80 Nは、定格電流15 Aの医用コンセントにおける保持力の上限値より大きい値です。15 Aの場合の上限値は60 Nです。

覚えるポイント

  • JIS T 1021は、医用差込接続器に関係する規格である。
  • 医用コンセントでは、プラグの抜けにくさを示す保持力が重要である。
  • 定格電流15 Aの医用コンセントでは、接地極付プラグ保持力の上限値は60 Nである。
  • 保持力が弱すぎると抜けやすく、強すぎるとプラグやコード損傷の原因になる。
  • 医用コンセントの点検では、保持力、接地、外観、破損、電源系統表示を確認する。

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