44PM55|第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
ICU 改修工事完了後、電源設備を確認する項目で不要なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、ICUの改修工事完了後に確認すべき電源設備の項目が問われています。
電源設備の確認では、電源電圧、極性、非常電源の色別、接地線などを確認します。
一方、電磁環境はME機器の電磁両立性や電波環境に関係する項目であり、電源設備そのものの確認項目としては不要です。
解説
ICUでは、人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、モニタ、血液浄化装置など、多数のME機器が使用されます。電源設備の異常は、機器停止や誤作動につながるため、改修工事後の確認が重要です。
電源設備の確認では、まずコンセントの電圧が適切かを確認します。電源電圧が規定範囲から外れると、機器が正常に動作しないおそれがあります。
極性検査も重要です。極性が誤っていると、安全性や機器動作に影響することがあります。
非常電源の色別も確認します。医用室では、通常電源、非常電源などを識別し、停電時にどのコンセントが使えるかを明確にする必要があります。
また、接地線の確認は電撃防止に直結します。接地が不良であれば、漏れ電流や故障時の外装電位上昇の危険があります。
一方、電磁環境は、無線通信、電磁ノイズ、医療機器のEMCなどに関係します。重要な管理項目ではありますが、この設問のように改修工事後の電源設備確認項目としては、電源電圧や接地などとは性質が異なります。
ひっかけポイント
ICUでは電磁環境も大切ですが、問題は「電源設備を確認する項目」です。電源そのものの確認か、周囲の電磁ノイズ環境かを分けて考えます。
選択肢の確認
1.電源電圧
必要です。
電源電圧が適切でなければ、ME機器が正常に動作しない可能性があります。改修工事後の電源設備確認として必要です。
2.電磁環境
正答。不要です。
電磁環境は電磁ノイズや無線通信などに関係する項目です。重要な管理対象ではありますが、電源設備そのものの確認項目としては不要です。
3.極性検査
必要です。
コンセントの極性が正しいかを確認することは、電源設備の安全確認として重要です。誤配線の発見に役立ちます。
4.非常電源色別
必要です。
非常電源系のコンセントは、通常電源と区別できるように色別されています。停電時に使用できる電源を明確にするため、確認が必要です。
5.接地線の確認
必要です。
接地線は保護接地に関係し、電撃防止の基本です。接地線の接続や導通確認は電源設備確認として重要です。
この問題では、電源設備を確認する項目で不要なものを選ぶため、2が正答です。
覚えるポイント
- ICUの電源設備では、電圧、極性、非常電源識別、接地を確認します。
- 非常電源色別は、停電時の電源選択に重要です。
- 接地線確認は、電撃防止に直結します。
- 電磁環境は重要ですが、電源設備そのものの確認項目とは区別します。
- 問題文の「電源設備」という条件を見落とさないようにします。