45PM58第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識病院設備等医療ガス・酸素安全/配管端末器・遮断弁

酸素配管端末器へのガス供給を停止するのに使う装置で、酸素配管端末器の直前にあるのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、医療ガス配管設備のうち、酸素配管端末器の直前でガス供給を停止する装置を選びます。

酸素配管端末器とは、病室や手術室の壁などに設置され、酸素流量計や医療機器を接続する部分です。
その端末器へ供給される酸素を区域ごとに止めるために使うのが、**区域別遮断弁(シャットオフバルブ)**です。

医療ガス設備では、異常時や工事、火災、漏れなどに備えて、供給範囲を限定して遮断できることが重要です。

解説

医療ガス配管では、供給源から配管を通って各病室や処置室の配管端末器まで酸素などのガスが送られます。

酸素供給を停止する装置には、いくつかの段階があります。

主遮断弁は、設備全体や大きな範囲の供給を止めるための弁です。
通常、端末器の直前で個別区域を止めるためのものではありません。

**区域別遮断弁(シャットオフバルブ)**は、特定の区域へのガス供給を遮断するための弁です。
配管端末器の上流側、つまり端末器に近い場所に設けられ、異常時にその区域だけを止める目的で使われます。

酸素流量調節器は、配管端末器に接続して、患者に供給する酸素流量を調整する器具です。
配管設備そのものを区域単位で遮断する装置ではありません。

ひっかけポイント
「酸素配管端末器の直前」とあるため、病院全体を止める主遮断弁ではなく、端末器近くの区域を止める区域別遮断弁を選びます。

安全管理上のポイント
医療ガスの遮断は、患者への酸素供給停止につながる可能性があります。
緊急時でも、どの区域のどのガスを止めるのか、対象患者に代替供給があるかを確認して操作します。

選択肢の確認

1.主遮断弁
誤り。
主遮断弁は、医療ガス設備の広い範囲、または全体の供給を遮断するための弁です。酸素配管端末器の直前で区域ごとにガス供給を停止する装置としては、区域別遮断弁が適切です。

2.マニホールド
誤り。
マニホールドは、複数のガスボンベをまとめて接続し、供給源としてガスを配管へ送るための設備です。端末器の直前でガス供給を停止する装置ではありません。

3.区域別遮断弁(シャットオフバルブ)
正しい。
区域別遮断弁は、特定の区域への医療ガス供給を停止するための弁です。酸素配管端末器の上流側、端末器に近い位置に設けられ、異常時や保守時にその区域の供給を遮断できます。

4.酸素流量調節器
誤り。
酸素流量調節器は、酸素配管端末器に接続して患者へ送る酸素流量を調節する器具です。配管端末器へのガス供給そのものを区域単位で遮断する装置ではありません。

5.送気圧力調整器
誤り。
送気圧力調整器は、供給ガスの圧力を適切に調整するための装置です。酸素配管端末器の直前でガス供給を停止する目的で用いられる装置ではありません。

覚えるポイント

  • 酸素配管端末器は、壁などにある医療ガスの接続口である。
  • 端末器近くで区域ごとのガス供給を止めるのは**区域別遮断弁(シャットオフバルブ)**である。
  • 主遮断弁は、より広い範囲の供給を止める弁である。
  • マニホールドは、ガスボンベをまとめて供給源にする設備である。
  • 医療ガス遮断時は、患者への代替酸素供給を必ず考える。

関連問題

45PM5745PM59
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)