46AM38|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅱ 実際的知識原理・構造体外循環・補助循環/人工心肺
人工心肺システムの構成要素でないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、人工心肺・補助循環の人工心肺システムの構成要素を知っているかが問われています。「構成要素でないもの」を選ぶ問題なので、人工心肺に含まれないものを見分けます。
解説
人工心肺システムは、心臓と肺の働きを一時的に代行する装置で、おもに次の要素から成り立ちます。
- 血液ポンプ:血液を送り出す。ローラポンプや遠心ポンプが使われる。
- 人工肺:血液にガス交換(酸素を加え二酸化炭素を除く)を行う。
- リザーバ(貯血槽):脱血した血液を一時的にためる。
- 冷温水槽(熱交換器):血液の温度を調整し、低体温や復温を行う。
- 酸素ブレンダ:人工肺へ送る酸素と空気の混合比(酸素濃度)を調整する。
- そのほか、回路、フィルタ、各種センサ(圧・温度・気泡検出など)。
選択肢のうち、漏血検出器は人工心肺の構成要素ではありません。漏血検出器は、**血液浄化(血液透析)**で透析液側に血液が漏れていないかを監視する装置です。透析装置の安全装置として用いられます。
ひっかけポイント
「血液を扱う装置」という共通点で迷わせる問題です。漏血検出器は透析装置の用語であり、人工心肺の構成要素ではない点を押さえます。
選択肢の確認
1.ローラポンプ
該当します。
血液を送り出す血液ポンプとして、人工心肺の中心的な構成要素です。
2.冷温水槽
該当します。
熱交換器を介して血液の温度を調整するための要素で、低体温や復温に用います。
3.酸素ブレンダ
該当します。
人工肺へ送るガスの酸素濃度(酸素と空気の混合比)を調整する要素です。
4.リザーバ
該当します。
脱血した血液を一時的にためる貯血槽で、人工心肺の構成要素です。
5.漏血検出器
正答。該当しません。
漏血検出器は血液透析装置で透析液への血液漏れを監視する装置であり、人工心肺システムの構成要素ではありません。
覚えるポイント
- 人工心肺の主要素は血液ポンプ・人工肺・リザーバ・冷温水槽(熱交換器)・酸素ブレンダ。
- 漏血検出器は血液透析装置の安全装置で、人工心肺の構成要素ではない。
- 装置名は「どの治療システムに属するか」をセットで覚える。
- 血液を扱う装置同士でも、用途が違えば別システムの部品である。