46PM4|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅰ 基礎的知識MEの基礎となる医学的知識消化・腎・内分泌・代謝/消化吸収・肝胆膵
肝臓の機能で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、肝臓の主な機能と、膵臓の内分泌機能との区別が問われています。
肝臓は代謝、解毒、胆汁産生、貯蔵など多くの機能を持つ臓器です。一方、インスリンを分泌するのは膵臓のランゲルハンス島β細胞です。
解説
肝臓の代表的な機能は次の通りです。
- グリコーゲンの貯蔵と血糖調節への関与
- 胆汁の産生
- アンモニアを尿素へ変換する解毒作用
- 脂質やタンパク質の代謝
- 薬物や毒物の代謝
インスリンは血糖を下げるホルモンですが、分泌する臓器は肝臓ではなく膵臓です。
ひっかけポイント
肝臓は糖代謝に深く関係しますが、インスリンを分泌するわけではありません。血糖調節に関係する臓器として、肝臓と膵臓を区別します。
選択肢の確認
1.グリコーゲンを貯蔵する。
記述としては正しい。
肝臓は余分なブドウ糖をグリコーゲンとして貯蔵します。必要時にはグリコーゲンを分解して血糖維持に関与します。
2.胆汁を産生する。
記述としては正しい。
胆汁は肝臓で産生され、胆のうで濃縮・貯蔵された後、十二指腸へ分泌されます。脂質の消化吸収を助けます。
3.インスリンを分泌する。
正答。記述としては誤り。
インスリンを分泌するのは肝臓ではなく、膵臓のランゲルハンス島β細胞です。肝臓はインスリンの作用を受けて糖代謝を行います。
4.アンモニアを分解する。
記述としては正しい。
アンモニアは有害な物質です。肝臓ではアンモニアを尿素へ変換し、腎臓から排泄されやすい形にします。
5.脂質を合成する。
記述としては正しい。
肝臓は脂肪酸、コレステロール、リポタンパクなどの脂質代謝に関与します。脂質の合成や分解に重要な臓器です。
覚えるポイント
- 肝臓はグリコーゲン貯蔵、胆汁産生、解毒、脂質代謝を行います。
- アンモニアは肝臓で尿素へ変換されます。
- インスリンを分泌するのは膵臓のβ細胞です。
- 肝臓はインスリンを出す臓器ではなく、インスリンの作用を受ける臓器です。