20PM070第20回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語発達学

LCスケールにおいて1語文期の項目でないのはどれか。

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

LCスケールの1語文期では、身近な物品・絵の名称理解、少数の表出語彙、対人的表現を評価します。色名理解はより後の発達項目です。

解説

LCスケールは言語・コミュニケーション発達を、言語表出、言語理解、コミュニケーション態度などから段階的に把握します。1語文期には、身近な物品の名前を聞いて選ぶ、絵の名称を理解する、自発的に少数の語を表出する、要求・応答など対人的な意図を1語や身振りで表すことが中心です。表出語彙5語は初期語彙の量的目安となります。色名は同じ形の物を色という抽象的属性で分類し、色カテゴリーと語を対応させる必要があり、単純な具体物名称より認知・語彙発達上後になります。そのため1語文期の項目ではありません。

選択肢の確認

1.「表出語彙5語」は少数の有意味語を使う1語文期の表出評価に含まれます。
2.「対人的表現」は要求・応答など、相手に向けたコミュニケーションの評価項目です。
3.「絵の名称の理解」は絵と身近な語の対応をみる1語文期の受容課題です。
4.「色名の理解」は具体物名称より後に獲得される属性語の理解で、1語文期の項目でないため正答です。
5.「物品名の理解」は実物と日常語を対応させる初期の言語理解項目です。

覚えるポイント

1語文期は「身近な物・絵の名称、少数の表出語、対人意図」。色・数・関係語のような抽象性の高い語は後です。

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