22AM048|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
社会保障の機能として誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
社会保障は生活上の危険を社会的に分担し、最低生活保障や所得再分配を行う仕組みです。「社会連帯に基づく自由競争」は目的と論理が結び付きません。
解説
社会保障には、失業、疾病、障害、老齢などによる所得低下を社会保険や公的扶助等で補う生活安定機能があります。困窮への転落を防ぐ安全網、発生した生活リスクの影響緩和、健康で文化的な最低限度の生活の保障、所得再分配による格差是正が主要な機能です。社会連帯とはリスクを個人だけに負わせず保険料・税などで共同負担する考え方であり、市場での自由競争を促進する機能ではありません。むしろ自由競争だけでは生じる格差や生活不安を補完し、社会の安定を支える制度と理解します。
選択肢の確認
1.「防貧としてのセイフティ・ネット機能」は困窮を予防する社会保障の機能です。
2.「リスクによる生活の低下を緩和する機能」は疾病・失業等への所得保障に該当します。
3.「最低限の生活を保障する機能」は公的扶助を含む中心的機能です。
4.「社会連帯機能に基づく自由競争機能」は社会連帯と自由競争を誤って接続しており正答です。
5.「所得格差・不平等を是正する機能」は税・給付を介した所得再分配です。
覚えるポイント
社会保障の柱は生活安定・最低生活保障・所得再分配・社会統合です。市場競争の促進そのものを社会保障の機能としない点を押さえます。