25PM035|第25回 言語聴覚士国家試験 過去問
半狭母音と半広母音との間になるのはどれか a.「あ」 b.「い」 c.「う」 d.「え」 e.「お」
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正解: 5
正答
(5)
この問題のポイント
日本語共通語の5母音を舌の高さでみると、/i/・/u/は狭母音、/a/は広母音、/e/・/o/は半狭と半広の中間に位置する中母音として扱われる。d・eの組合せ5が正答である。
解説
母音の開口度は、舌の最高点と口蓋との距離に対応し、国際音声学では狭、半狭、半広、広などに分類する。日本語の「い」/i/は前舌狭母音、「う」/ɯ/は後舌寄りの狭母音で、口の開きが小さい。「あ」/a/は舌が低く開口度の大きい広母音である。「え」/e/と「お」/o/は実際の調音位置が半狭母音と半広母音の中間付近にあり、それぞれ前舌・後舌の中母音として記述される。日本語仮名の並びではなく、母音四辺形上の舌の高低と前後位置で判定する。
選択肢の確認
1.「a あ、b い」:誤り。あは広母音、いは狭母音で、いずれも半狭と半広の中間ではない。
2.「a あ、e お」:誤り。おは該当するが、あは開口度の大きい広母音である。
3.「b い、c う」:誤り。い・うはいずれも狭母音に分類される。
4.「c う、d え」:誤り。えは該当するが、うは狭母音である。
5.「d え、e お」:正しい。両者は半狭と半広の間に位置する中母音として扱われる。
覚えるポイント
日本語5母音は、狭母音=い・う、中母音=え・お、広母音=あ。さらに前舌は「い・え」、後舌寄りは「う・お」と整理する。