25PM034第25回 言語聴覚士国家試験 過去問

生涯発達心理学

Erikso,E.H.による初期成人期の発達課題はどれか

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正解: 2

正答

(2)

この問題のポイント

エリクソンの心理社会的発達理論では、初期成人期の課題は「親密性対孤立」である。自己同一性を基盤に、他者と相互に献身できる関係を築くことが問われる。

解説

青年期に「同一性対同一性拡散」の課題へ取り組んだ後、初期成人期には自分を失わずに他者と深く関わり、愛情・友情・協働の持続的関係を形成することが中心課題となる。これが親密性で、十分に形成されない場合は孤立が前景化する。自律性は幼児前期、勤勉性は学童期、生殖性は成人中期に次世代を育成し社会へ貢献する課題、自我統合は老年期に人生全体を受容する課題である。名称だけでなく、各時期の生活上の役割と対にして判断する。

選択肢の確認

1.「自律性」:誤り。幼児前期の「自律性対恥・疑惑」に対応し、排泄や自己統制の獲得と関係する。
2.「親密さ」:正しい。初期成人期に他者と深く相互的な関係を築く発達課題である。
3.「勤勉」:誤り。学童期の「勤勉性対劣等感」で、学習や作業の有能感に関わる。
4.「生殖性」:誤り。成人中期に次世代育成や社会的貢献へ向かう課題である。
5.「自我統合」:誤り。老年期に自己の人生を全体として受け入れる課題である。

覚えるポイント

青年期=同一性、初期成人期=親密性、成人中期=生殖性、老年期=自我統合。前段階の達成が次の対人・社会課題の土台となる。

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