26AM043第26回 言語聴覚士国家試験 過去問

言語学

擬態語を含むのはどれか。 a.雷がごろごろと鳴く。 b.ネコがのどをごろごろ鳴らしている。 c.父が床にごろごろしている。 d.目にゴミが入ってごろごろする。 e.良い選手がごろごろいる。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

擬音語は実際の音をまね、擬態語は音のない状態・動作・感覚・存在の様子を象徴する。床で過ごす様子、眼の異物感、多数存在する様子のc・d・eは擬態語である。

解説

同じ「ごろごろ」でも、文脈によって語種が変わる。雷鳴や猫が喉を鳴らす音を写すa・bは擬音語である。父が何もせず横になっているcは行動状態、眼に異物があって違和感が続くdは身体感覚、良い選手が多数いて珍しくないeは存在の様態を表し、実際の音を再現しないため擬態語となる。語形だけで決めず、修飾対象と文中の意味を確認する必要がある。

選択肢の確認

1.a・b・c:誤り。a・bは音を模倣する擬音語で、cだけが擬態語である。
2.a・b・e:誤り。eは擬態語だが、a・bは実音を表す。
3.a・d・e:誤り。d・eは擬態語だが、雷のaは擬音語である。
4.b・c・d:誤り。c・dは擬態語だが、猫の喉音bは擬音語である。
5.c・d・e:正しい。行動、感覚、存在の様子を音なしに表現する。

覚えるポイント

擬音語か擬態語かは語形でなく用法で判断する。「ごろごろ」も実音なら擬音、状態なら擬態。

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