27AM030第27回 言語聴覚士国家試験 過去問

臨床心理学

人間性心理学に基づいた心理療法はどれか。

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正解: 5

正答

(5)

この問題のポイント

心理療法を理論的背景で分類する。人間性心理学は人間の成長可能性、主体性、現在の体験を重視し、Gestalt療法や来談者中心療法と結び付く。

解説

ゲシュタルト療法はPerlsらにより発展し、人間を全体として捉え、「今、ここ」での気づき、未完了の体験、自己責任を重視する。人間の自己実現と成長可能性を尊重する人間性心理学・実存的アプローチの流れに位置付けられる。認知療法は認知理論、自律訓練法は生理的自己調整、箱庭療法は分析心理学的理解、家族療法は個人ではなく家族システムや相互作用を主な対象とするため、理論的基盤が異なる。

選択肢の確認

1.「箱庭療法」:誤り。砂箱とミニチュアによる非言語表現を用い、ユング派分析心理学の影響が強い。
2.「家族療法」:誤り。家族をシステムとして捉え、関係性やコミュニケーションの変化を図る。
3.「認知療法」:誤り。自動思考やスキーマを検討・修正する認知理論に基づく。
4.「自律訓練法」:誤り。自己暗示による受動的注意集中で心身の弛緩・調整を図る。
5.「ゲシュタルト療法」:正しい。現在の体験と気づき、全体性を重視する人間性心理学的療法である。

覚えるポイント

人間性心理学は来談者中心療法・ゲシュタルト療法、認知療法は思考、自律訓練法は生理的弛緩と対応させる。

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