27PM030|第27回 言語聴覚士国家試験 過去問
Rogers,C.の積極的傾聴のための技法でないのはどれか。
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
Rogersの積極的傾聴では、相手の感情と内容を受け止め、反射・明確化・繰返しで理解を伝えます。論理的な反証で説得する技法ではありません。
解説
来談者中心の関わりでは、治療者の一致、無条件の肯定的関心、共感的理解を背景に、来談者の内的枠組みを尊重して聴きます。感情の受容は評価せず体験を認め、感情の反射は「不安だったのですね」のように言語化して返します。明確化は曖昧な体験を整理できるよう確かめ、内容の繰返し・言い換えは理解が合っているかを共有します。これらは機械的オウム返しではなく、本人が自己理解を深めるための応答です。論理的反証は相手の考えの誤りを論破・訂正しようとする指示的対応で、認知の根拠を検討する場面には使われてもRogersの積極的傾聴の中心技法ではありません。
選択肢の確認
1.「感情の受容」は価値判断せず体験を尊重する技法で×の内容です。
2.「感情の反射」は感じ取った感情を言葉で返すため×の内容です。
3.「感情の明確化」は曖昧な感情を整理する応答で×の内容です。
4.「論理的な反証」は相手を論破する指示的手法で、積極的傾聴でなく○です。
5.「内容の繰り返し」は要点を言い換え理解を確認する技法で×の内容です。
覚えるポイント
積極的傾聴は受容・反射・明確化・要約です。助言や反論を急がず、相手の意味世界を共感的に確認します。